終わり…と始まり🌸

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さくら「そっか!一つ年下だったね…じゃぁ~お姉さんはビールでも飲もうかな?」 と言いながらお酒を冷蔵庫から取り出してきた。 さくら「別に飲まなくていいから話し相手ぐらいにはなってよ。」 慶太「わかりました」 と、いう事でさくらさんがお酒を飲み始める。 さくら「慶太君はさ~彼女いないの?」 慶太「いないですよ…」 この質問にも結構慣れている。仕事先の先輩達に聞かれたりされまくったからだ。 さくら「ふ~ん。カッコイイのに何で?」 慶太「出会いがないんですよ。それにカッコ良くないですし…」 いつもの受け答えで答える。 さくら「じゃぁ今まで付き合った人はどんな人なの?」 ズキッ…こんな質問された事がなかったせいか心の奥が痛んだ。 慶太「いませんよ…」 さくら「慶太君…もしかして聞かない方が良かった?」 慶太「何でですか?」 さくら「気のせいかも知れないけど辛そうな顔してたから…」 顔に出さない自信があったのに、出てしまっていたらしい。 慶太「別に大丈夫ですよ。」 こうゆう重たい空気が嫌いでどうにか作り笑いで答える。
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