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ダンッ!ダンッッ!
その時、2発の轟音と共にドアが破壊され、銃弾の衝撃に飛ばされた妹と2人の男が部屋に侵入してきた。
「こいつで最後か……」
ダンッ!
「おいおい、死体に鉛玉をくれてやるのは勿体ないだろうが」
「違いないねぇ。クックックッ」
ダンッ!ダンッッ!
嘲笑するように男は笑い、更に死体に銃弾を打ち込んだ。
「遊ぶなよ、約束までの時間が迫っているんだ。後始末だけして、さっさと合流するぞ」
「分かったよ。残り一発は……」
ダンッ!
男は銃弾をベットに打ち込む。
抵抗することなく銃弾は木製のベットを突き抜け、運悪く少年の手を貫通した。
(ギャアァァァァ!痛い痛い痛い痛い!!!!)
普通なら叫び声をあげるところだが、侵入者の異常な狂気は少年の声を刈り取り、少年は口を開くが、幸いにも絶叫は音になることはなかった。
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