71人が本棚に入れています
本棚に追加
/33ページ
こんな調子でアヤカはぼけっとしていた。
すると、
アヤカの母「夜ご飯にするよー」
アヤカを呼ぶ声が聞こえる。
そっか、ご飯まだなんだっけ。
アヤカはすぐに1階におりていった。
引っ越しても相変わらず、アヤカの部屋は2階にある。
アヤカの母「ごめんね、今日はバタバタしてて料理するひまがないの。
カップ麺でもいーい?」
アヤカ「うん、いいよいいよっ」
アヤカの父「片付けは進んでるか?」
アヤカ「もう疲れちゃって、全然進んでない💧」
アヤカの父「そうか…。
まぁ、手伝えることがあったらなんでもしてやるからな?」
アヤカ「そんな、いいよぉー」
アヤカの母「できたからのびないうちに食べてね」
アヤカ「いただきま-す」
アヤカがしゃべっている間にカップ麺ができあがっていた。
うん、なかなかおいしいなと思いながらアヤカはずるずるーっとラーメンをすする。
食べ終わった。
普段ならデザートを食べるのだが、なんだか片付けたい気分だったので、
アヤカ「部屋の片付けしてくるね」
アヤカの母「あぁ、そう…
えらいねぇ-」
こんなちいさなことでほめられても困るなぁ…
と思ったが、アヤカはよくそういう扱いを受けてきたから慣れている。
ただにこっと微笑みかえして部屋に上がった。
最初のコメントを投稿しよう!