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次の日になって、
アヤカが朝ごはんのときに町を散歩してくるという話をすると、
アヤカの母「迷子にならないでねぇ。
あんた、方向音痴なんだから…」
母が笑いながらアヤカをぞんざいに扱う。
父までもがからかうように笑う。
アヤカはド方向音痴なのだ。
といっても、アヤカは慎重な性格のため、両親も本気で心配しているのではないらしく、
午後になると普通に送り出してくれた。
父は昼から仕事に行っている。
父には春休みはないようだ。
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