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...でも、もういい。
考えるのに疲れたから、どうでもよくなった。
いっそ自己中になってしまったほうが楽だ。
ｱﾔｶは他人を気にしすぎる性格だ。
だから他人が自分に対してどう思ってるかなんて気にせず、
自分がしたいようにする。
そう決心した。
そうでもしないと、やっていけない。
今、このタイミングで自殺したら
発見されるのが遅くなりそうだし、
悲しんでくれる人もいないだろう。
そんなのは許せない。
ｱﾔｶのﾌﾟﾗｲﾄﾞ的に許せない。
ｱﾔｶは今、心配されたいのだ。
かわいそうに思ってほしいのだ。
自分がこんなに悩んで、こんなにかわいそうな人生を歩んでいることを知らしめたいのだ。
だから今はまだ死んではいけない。
いま死んだらお父さんに負けたことになる。
そんな死に方はしたくない。
そんな感じであれこれと考えて、
明日、学校に行くことにしたのだ。
世間に負けたくないから……。
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