快進撃!!!

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言い合いをしていると後ろに並んでいた多分同世代の奴が「早くしろや!!」と後ろから服をつかまれた。 俺は捕まれた腕を「やかましいわ!!」と払いのけた。 ちなみに平常モードぢゃないときは見た目がかなりやばい奴以外は関係ない。 言い争ってもしょうがないので俺はカウンターに置かれたカードを乱暴に取って換金所に向かった。 だが当然そのすぐあとにはもめた男が来る。 軽く睨み合いになるが俺は身長はそんなに高くないうえに目が悪いせいで目つきが悪いらしい。 睨んでるつもりはない!! だがゴングがなることはなかった。 俺は武道をやっていたので負けるつもりはさらさらなかった。 相手のヤンキー君は俺の勝ち額を知っているので負けたらファイトマネーで金をとられてしまうんぢゃないかと内心ビクビクしていた。 相手のヤンキー君も同じ気持ちだったのかもしれない。 俺は肉弾戦にならなくてよかったと思わずにはいられなかった。 俺は帰り道10万勝ちはならなかったがバカボンという台に出会った事が収穫だった。 もはや言い合いになったことやヤンキー君の事など頭にはなかった。 ちゅーかいつも思うんだがなんで換金所はあんな裏道にあるんやろ?10万勝ちしたら夜、不安でビクビクしてまうやないか。
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