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涙を拭いてやり髪を撫でながら口づけた。 何が君をそんなに悲しませてるんだ? 突然、美月は暗がりの中、私を見据えてこう言った。 【私…こんなに幸せでいいの?私だけ…幸せ…になっても…】 何故、突然こんな事を言うのか分からなかった。
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