召使と見習いのいる日々

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「誰ですか!?」 声をかけると、勢いよく子供が僕を振り返った。 あまりの反応に思わずびっくりする。 その子はとても綺麗な、オレンジの目をしていた。 「あ……ゴメン。 びっくりさせちゃったかな。 僕はシバ。 もしかして、道に迷ってる?」 「違います。 エルジュは勇者の陰謀にあっているだけですから」 どうやら、名前はエルジュというらしい。 それにやっぱり、勇者様を知ってるみたいだ。  
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