第一話…白い人と穴の奥の猫

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ス… ア… …ス 「んん…っ」 「やっとお目覚めかい??アリス」 「え…」 どの位寝ていたんだろう 私は声が頭上からしたのが聞こえて顔を上げ 声の主を探した でも目の前にはだれもいない 「何処を見ているんだい??アリス」 確かにもう立ち上がっている でも頭上から聞こえるんだ 周りには誰も居ないのに… 「何処??何処にいるの?? 白いお兄さん!!」 私は怖くなり叫ぶように呼んだ しかしあの声は尚も意地悪く言うのだ 「おいおいアリス あんな兎と一緒にしないでおくれよ」
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