教室

2/2
前へ
/15ページ
次へ
~3-1に到着~ ドアに鍵が掛かっていて開かない。 「この教室の鍵は!!」 「すぐ探して来る。」 そう言って雅人は走って職員室へ戻った。 「鍵持って来たぞ」 「ここに爆弾があるんですか?」 私は、下谷先生の問いかけには答えずに教室へ入った。 そして辺りを見渡した…。 あった!!植木鉢を発見。 すぐに植木鉢を床へ投げ割った。 《パリンッ》 植木鉢は二つに割れ、土の中からは小さな爆弾が現れた。 小さいと言ってもこの学校を吹き飛ばす威力はある凄い爆弾だ。 時計を見て時間を確認。 爆破まであと20分。 私は急いで解体を始めた。 赤・青・白のコードが現れた。 どれを切ればいいんだろう。 私は必死で考えた。 時間は刻々と過ぎていく。 その時、また不思議な声が聞こえた。 天の声[赤を切れ…] 私は迷わず切った。 爆弾の時計は残り30秒で止まっていた。 「ふぅ…終わった。職員室へ行きましょうか。」
/15ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加