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~3-1に到着~
ドアに鍵が掛かっていて開かない。
「この教室の鍵は!!」
「すぐ探して来る。」
そう言って雅人は走って職員室へ戻った。
「鍵持って来たぞ」
「ここに爆弾があるんですか?」
私は、下谷先生の問いかけには答えずに教室へ入った。
そして辺りを見渡した…。
あった!!植木鉢を発見。
すぐに植木鉢を床へ投げ割った。
《パリンッ》
植木鉢は二つに割れ、土の中からは小さな爆弾が現れた。
小さいと言ってもこの学校を吹き飛ばす威力はある凄い爆弾だ。
時計を見て時間を確認。
爆破まであと20分。
私は急いで解体を始めた。
赤・青・白のコードが現れた。
どれを切ればいいんだろう。
私は必死で考えた。
時間は刻々と過ぎていく。
その時、また不思議な声が聞こえた。
天の声[赤を切れ…]
私は迷わず切った。
爆弾の時計は残り30秒で止まっていた。
「ふぅ…終わった。職員室へ行きましょうか。」
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