126人が本棚に入れています
本棚に追加
――幻想郷。
それは、意思を持ち生きとし生ける者が集まる理想郷。
人間、妖怪、幽霊、神。
それら全てが共存する世界。
それが幻想郷。
その幻想郷に紅魔館と言う大きな屋敷がある。
誰が住んでいるのだろうと思わせる大きな建物だ。
紅魔館は森の奥に聳え立っている。
――レミリア・スカーレット
彼女は紅魔館の主、カリスマを備えた吸血鬼だ。
外見こそ幼女そのものであるが、五百年の時を生きる古い種族。
その容姿、種族から「永遠に幼き紅い月」と呼ばれる。
彼女を筆頭に様々な種の生物が仕えている。
――十六夜咲夜
種族は人間で、レミリアの側近にて紅魔館のメイド長を勤める瀟洒な従者だ。
衣食住に困らない、と言うのがメイドを務めている理由らしい。
――パチュリー・ノーレッジ
紅魔館内のヴワル図書館で暮らす日陰の少女。
知識量は豊富である、と同時に自分自身を本だと思っている。
ここから離れる気は無い。
――紅美鈴
外見中国人の妖怪。
紅魔館の門番をしている。
よく居眠りして咲夜に折檻を受ける。
多彩な面々が集まる紅魔館に、少女は居た。
最初のコメントを投稿しよう!