第一章

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グゥグゥ💤   「…バ。……イバ。……刄!」   「はっ、はい? 何でしょうか先生?」 授業中眠っていたこの男は、   “炎双 刄”   普段は敬語は使わない。 しかし、反射的に言ってしまったため、教室は爆笑の渦に飲まれた。 しかし先生は怒りの表情を浮かべている。   「やいばー?」 刄に顔を近付けながら先生は話した。   「お前の名字はこの退魔の武器を扱った一人と同じなんだ! もう少し誇りを持って生活してもいいんじゃぁないかな?」   「だってぇー(`´)」  ボコッ!  刄は殴られて頭を抑えた。    体罰じゃないの?これ? 心の中で呟いた。
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