エロと戦場と保健室

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今まで、康太は気絶した状態でここに運ばれていますから、八尋先生に起きているときに会ったことはありません。つまり、康太にとってはこれが初対面となるわけです。 あの、康太が初対面の『美人保険医』に『処置』されて、妄想を膨らませないはずがありません。 つまり、再び鼻血の雨が降るわけです。 湊「八尋先生。康太はHで、よく妄想しては鼻血を出しているのです。それで、先生は『保険医』です。康太は絶対に妄想して被害を増やします。」 八「ふふ、そうね。それじゃあ、中野さんに任せようかしら」 土「……(ブンブン!)」 おや、康太は先生に処置して欲しいみたいですね。しかし、残念ながらそれはかないません。 湊(自分だけ先生に処置してもらおうとか思ってんじゃないですよ?康太にだけいい思いをさせるわけにはいきません) ワタシの妬みによって、ですが。 康太が『なん…だと…?』みたいな顔をしていますね。 ワタシだって先生にシテもら…ゲフン。親交を深めたいのです。 まったく、絶対に康太に先生はやりません。 そんなことを考えながらも、ここ何ヶ月かで完璧になった康太への輸血を行います。 全部入れ終わると、八尋先生から、声をかけられました。 八「貴方達、毎回毎回何やって鼻血出したりしているのかしら?」 湊「そ、それは……」 そう、先生には鼻血を出す理由や原因は話していないのです。いつもはぐらかしてきました。 どうしましょうか……。
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