-西門 蓮-

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………。 そこには、瞳が見えないほどのメガネと黒髪でおさげをした少女がいた… ぜ…全然違う…(泣) でも、唇が真っ赤で透き通った肌をしていて、堂々としている所は似ていた… でも…あり得えないよ…な…皆のブーイングが起こっている。 でも、こんなの俺じゃない…この学校に慣れるまで、彼女をうちの部にいれよう♪ 氷(椿)「柚木 氷織です。よろしく…」 柚木家かぁ…聞いたことないなぁ。 先「柚木さんの席は西門さんの隣です。皆さん仲良くしてくださいね!」 うわぁ…どす黒いオーラしてるよ。結城みたい… 笑顔だっ笑顔… 蓮「氷織ちゃん!こっちこっち☆」 うわぁ…冷たい目で見てるよォ…でも、憎めないッ♪ 蓮「氷織ちゃん!よろしくねッ☆」 皆が哀れみの目でこっちみてる…無視だなッ でもいいもんッ♪ 放課後になり、俺は氷織の所へ行った。 蓮「氷織ちゃん!クロス部に入らないか?」 うわ…顔に出てるよ、氷織ちゃん…(泣) 氷(椿)「何それ?」 蓮「よくぞ聞いてくれた!クロス部とは生徒の悩みを解決したり、女生徒におもてなしする華麗なる部活なのだ☆」 氷(椿)「嫌だし…そんなの。大体ホストと変わらないじゃない。」 と即答し、冷たい目で睨み付けた。
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