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ジャック視点
???「くっそ…こんなとこまで魔物が来てるなんて…」
森の中で大きな台車の周囲を囲むようにしていた数人の男達は、イソギンチャクのような姿をした化け物に取り囲まれて身動きがとれなくなっていた。
男1「どうする?ジャック」
男達は各々武器を手にしてはいたが、何ぶん戦闘に慣れているのは少数。
それに加えて、魔物の数は増えるばかりで、男達の体力は限界を越えていた。
ジャ「(……ここまでか…)」
ジャックが何かを諦めかけたとき、空を何かの影が横切る。
漆黒の髪と瞳を持つ人がふわりと魔物を飛び越えて、男達の前へと降り立ったのだった。
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