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「大丈夫、知菜ちゃん?」
今日太が知菜の頭を撫でる。
「大丈夫だよっ!!みんな、怪我したとこみせて?救急セットもってきたから…!」
「わーい、僕1番だよっ!!よろしく、ちなりん♪」
楓が怪我しているとは思えないくらい元気よく知菜の前に座った。
3人とも手当を受けている間、俺は少し離れた鉄棒に寄り掛かっていた。
「つっ…!」
あー…やべぇな。
やっぱ骨何本かイっちまってる…。
「う…っ、くそ…」
俺は立っていられなくなり思わず座りこんだ。
その瞬間。
「リクちゃん!!」
「!」
知菜が救急箱を持って走ってきた。
「大丈夫!?どこ痛むの!?」
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