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｢えぇ!?体育祭実行委員て…｣
あたしはフラリと態勢を崩した。
実行委員なんて重大な責任、あたしなんかに担えるわけないでしょ…!?
ああ、目の前が真っ暗です…。
こんな事態に陥ってしまった理由はほんの数時間前に遡れば分かるのだ…。
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｢はぁ、はぁ…ここまで逃げれば大丈夫だよね｣
あたしはリクト達が来ないことを確認すると、ホッとため息をつき、自分のクラスの扉に手をかけた。
｢あ、姫乃さん!!｣
｢…え？｣
あ、クラスの子…!!
｢どうしたのっ？｣
｢すごく言いにくいんだけど…、あのね…実はさっきのホームルームで姫乃さんが…｣
｢えっと、…あたしが？｣
｢体育祭実行委員に決定しちゃったの…!!｣
｢え!?｣
な、なんで!?
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