17501人が本棚に入れています
本棚に追加
「面白いもの??」
「そう。あの厳格で強面なリーダー達がにゃんこになる瞬間♪」
「にゃ、にゃんこ…?」
にゃんこって猫…?
それってどういう―…
「サメさん…!久しぶりです」
リクトの表情が嬉しさからかパァッとあからさまに綻ぶ。
な、なっ…!可愛い…///
突然のリクトの子供っぽい笑顔にあたしは釘付けになった。
「サメさん、ズルいよあたしも~!!」
ミサさんがサメさんにギュッと抱き着いた。
「コラコラ、ミサ。お前高3だろ、この甘ったれめ」
「いいの~!」
ミサさんが頭を撫でられながらサメさんの胸に顔を埋めた。
「ミサちゃんだけいいな~…」
ひな嬢さんが唇を尖らせると、サメさんは笑ってひな嬢さんの頭を撫で回した。
「ハハッ、お前も高3だろうが。少しは成長しろ」
「えへへ、わかってます♪」
最初のコメントを投稿しよう!