17500人が本棚に入れています
本棚に追加
搭乗口の方からザワザワとした沢山の話し声が聞こえてきた。
「…そろそろ他のグループが来るころだな。先に行くぞ」
「ええっ!?ちょ、ナオッ…、~っさくらまたね!」
スズが睦月さんに手を引っ張られながら次の部屋の入口を潜っていった。
「じゃああたし達も行くね~、ひな嬢行こ?」
「あ、うんっ。八草、白銀、皆も行くわよ」
鬼強と早乙女会の皆さんも軽く手を振りながら入口を潜っていく。
「SBはどうするん?行かんの?」
「いや、俺達もそろそろ―…」
リクトがいっちゃんに向かってそう返答したとき、勢いよく前方の扉が開いた。
そこから顔を覗かせたのは他のグループのお世話係と思われる沢山のお姉さん方で。
『きゃ~、SBだぁ!』
『やーん、高校生可愛いっ。久しぶり~!』
「!?」
リクトを始めSBの皆にボディタッチをし始めるお姉さんたち。
ときにはギュッと抱き着きながら話しかけている女の子の姿まで見受けられた。
最初のコメントを投稿しよう!