第二話

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「流れてゆく時を感じていた 知らぬ場所にただ1人 浮かんでいた静かな空間 遥か遠くから 小さな音が聞えてくる 微かな光さえ 闇の中で輝く ゆらりゆらゆら揺れるのは 奥底にあるハート きらりきらきら瞬くは 奥底に眠るSmile この扉を打つのは雫 今私の心満たしてく 今私の心濡らしてく」 はぁ…と息を吐いた。 その時、ガサッと草が動く音がした。 「んっ?」 ぴょんっと岩から飛び降り近寄った。 「…………………!」 ひょこと人影が現れ私はびっくりして後退りした。 ?「よっ!」 5、6歳の小さな少年が手を上げて言った。 「は、初めまして…?」
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