第一話

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「おはよう詩音!」 「おはようございます、光輝さん」 挨拶を交わすと並んで歩く。 私は光輝さんと仲良くなっていた。 苦手だと思っていたが最近、とても優しい人だと気付いた。 ほら、だから… 「今日も屋上に来るだろ?」 「はい」 私に合わせて歩いてくれる。 「それじゃぁ、またね!」 「はい、また」 いつもの廊下で別れて教室まで階段を登る。
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