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走って来たのは
赤髪のチャラ男と
チャラ男にお姫様抱っこされたミナだった。
壇上でそれを見たレイは
右手を出す。
詠唱無しで氷の剣を彼に向かい
投げた。
周りは
詠唱無しで氷の剣を
出したレイに目を見開いた。
ミナは
氷の剣を見た瞬間
赤髪から離れ様とするが
赤髪は氷の剣に気付いてないのか
『あぶねーだろ!急に暴れんな』と
ますます腕に力を入れ抱き締める。
ミナは氷の剣が
近付いてくるのを
死神の様に見えた。
そこで漸く赤髪も事態に気付くが
時既に遅し。
周りが
当たったと思われた。
が、
キィン、ガシャ
何かが弾かれ
床に落ちた音がした。
「あんたはバカか!!そんな魔法使ったら死ぬだろうが!!……私が!!」
赤髪は思った。
少しでも
俺を気遣う事が出来る
優しい女なんだとゆう事を。
しかし、彼女から
放たれた言葉は
自分を気遣う言葉では無く
自分の為の言葉なんだとゆう事を。
「フフフッ、ミナ。後で生徒会室へ来なさい。たっぷりと調教して差し上げますよ」
やベー、やベーよ!
レイの奴キレちゃってるよ!!
……ここは仕方ない!
「レ……レイ?あ、あの、ワタシ、レイニアエテウレシイナァ」
「ほんとですか??ミナ」
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