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やはり冒険者に聞いた通り今は祭りの時期らしく、街中が活気に溢れており、あちこちから露天商の声が響いていた。
「さて、一先ずギルドに寄って登録しようか」
と歩きだした所で気になった事が会ったのでファムに聞いて見た。
「そういえばファムは闘えるのか…?」
聞かれたファムは首を傾げて考えていた。
「…‥多分、前より弱くなってる…」
ゆっくりと教えてくれた内容を要約すると、鱗の代わりに攻撃に反応する防御結界が自動で張られている事、力の代わりに莫大な量の魔力を持っている事、魔法の中には身体能力強化や飛行などと言った魔法も有るには有るのだがやはり人形(ひとがた)の限界という物が有るので接近されれば辛いだろう、と言う事だった
「ふむ、後衛向きと言う事か、」
火の魔法の火力次第では炉の代わりになりそうだと思いながらコクリと頷くファムの頭を撫でて近くの案内板を確認する
どうやらギルドは武器屋や防具屋が固まって並んでいる通りの中心に有るようだと色々な物に興味を持つファムの手を引いて歩き出した
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