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……にしても、ペダルがヤケに軽いような気がするんだが
「…なぁ美樹、お前この土日で痩せたか？」
「なっ…なにいきなり!?
べ…別に体重増えたりはしてないよ!?」
痩せたかって訊いたのになんだその返答は
…増えたのか
まぁ、美樹の場合は軽すぎるからもっと食べた方が良いと思うんだが…じゃなくて
じゃあ、何でこんなに軽いんだ？
…殆ど重さを感じない、軽すぎる
…多分慣れたんだろ、そうしよう
そうこうしていると学校に到着
美樹はありがとうと一言だけ言うと、すぐさまバスケ部の部室へと直行した
美樹が背が低いのにバスケ部に入部した理由は…背が高くなりたいかららしい
バスケ部に入部しただけで背が伸びるんなら苦労しないよな
入部理由はさておき、実は美樹はバスケが得意で、一年生にして早くもレギュラーだと言う
中学の時はキャプテンとして大会にも優勝した
さて、俺は教室でボーっとするかな
そう思い教室に入るが、生徒は一人もいない
いつも通り一番乗り
さて、寝るか
夜中までギャルゲーしてたからな
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