寝れない昼寝

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これは5歳頃の話になる。 その日はなぜか母親がそわそわしていた。私を寝かしつけようとする。 「用足しに行ってくるからね…」 そう言われたのを覚えている。中々寝れなかった私…それでもいつの間にか夢の中。 気付くと母親の姿は無く、そのまま帰ってくる事もなかった。 このやりとりだけは深く記憶に残っている。まさに置いてかれた時の記憶。  
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