孔雀のように。

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パシン!! 乾いた音が店内に鳴り響く。 「みゅう…さん。」 舞ちゃん。 ごめんなさい。 話の顛末は、 黒服くんから聞きました。 ……。 舞ちゃん。 これは、あなただけの問題じゃない。 あたしはもちろん… ここにいる美里さんや沙耶さん、それに唯さんも同じです。 「みゅう、あんた…。」 あなた… お客様を何だと思ってるの? お金?ブランド品? あたしたち、 女は男性の力なくしてはここには居れないの。 ましてや キャバクラ嬢なんてたかが蝶一匹。
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