poetry

happy days

木漏れ日の中 君と巡り逢えた
並木道抜ける その先に
君との想い出 語りながら
僕の心は躍っていたんだ
「ねぇ、覚えている？」
君との想い出話
弾む心が 僕を掻き立てる
小走りの僕に
笑顔でついてきてくれた君
あの頃とは変わらない笑顔に
僕は 少し安心していたんだ

夕暮れの帰り道 君は教えてくれた
オレンジ色の太陽は
僕の目には眩しいくらい映えていた
「結婚するんだ」
君の一言で
弾む心は 沈黙を覚えた
揺れる心に 止どめをさすように
あの頃と変わらない笑顔に
僕は 戸惑いを隠しきれなかったんだ

闇拡がる暗い道
消えそうで消えない灯が
僕の顔を照らしているんだ
涙の跡が見えない暗さの中で
僕は家路に着いていた
あの頃は こんな時間に君と二人
家路に着いていた
ふと思い出す 君の笑顔
ふと思い出した君との想い出が
僕の気持ちを揺らすんだ

今日 君に逢いに行く

あの頃と変わらない笑顔に

白い ドレスを
　纏った君に…。