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夜 久しぶりに公園に行くと…
いた!
駆け寄り、
「シン 会いたかった。」
「こないから 忘れられたかと思ったよ。」
顔を見たとたん 涙が流れ出した。
「どうしたの。」
「母さんがー…死んだんだ。末期ガンでー。」
「えっ。。」
「学校と病院と家をうろうろして、家事してたら 時間ばかりたって…会いたかった。」
涙ながらに 話すカズ痩せて何だか 前より一回り小さくなったみたいだ。
「それは 来たくてもこれないな。大丈夫かカズ…そんなに痩せて。」
「え?そんなに痩せた?」
「うん。顔色も良くないし…」
「それだけショックだったんだよ。」
「うん。いつまでも泣いてたら お母さん悲しむよ。」
「うん。そうだよね。なんかシン見たら安心しちゃって。」
「あ。携帯の番号とアドレス交換して!あと写メちょうだい!」
「へ?俺の?」
「カズ以外はいらない。」
ドキン…
「あ…そうなんだ。わかった。交換しよ。」
アドレスと番号交換して 写メとりあって帰った。
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