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メールを送ったら 夜中 シンが来てくれた。
「シン…。」
「カズ。」
話したいことは たくさんあったはずなのに…
顔を見たら 何も言えなくてー。
ただ 泣いて 泣いて…。
そんな俺を シンは長いこと 抱きしめて 背中をなでてくれた。
明け方より前に シンは帰っていった。
なんで 病気になんかなるんだ。
側に居たいとは言ったけど…。
もうすぐ逝ってしまう俺には 好きだと 告げたり…
そんなこと 言う資格はないだろう…
シンには 告げずにいよう…。
迷惑だよね。
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