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暗い路地に美代子は入っていくと
黒髪の男がいた
「よぉ美代子!知ってるか?お前が殺し屋の中で呼ばれている名前……、cruel a mask……冷酷な仮面‥だとよ」
「ハッ笑わせてくれる、冷血じゃなきゃ人は殺せないだろ?情など要らない、そうだろ?誠」
誠(マコト)と言う男は美代子にボスからの情報をいつも伝えている
「美代子らしいな…ほらっ今回の指令だよ」
美代子に誠は写真を渡した
美代子が写真をみた
「覚えた」
「そいつは、裏では麻薬グループのボスだ。名前は、新崎.朝雄(シンザキ.アサオ)、そいつのボディーガードは殺し屋だ」
「殺し屋をボィデーガードにつけて、殺し屋は殺し屋に…か」
誠は腕を組んだ
「ほかに任務はあるか?」
「いや…しかしボスがその殺し屋を生かしてつれてこいだとよ…」
「わかった‥」
美代子はさっきより冷たい雰囲気になった
仕事モードだ
美代子は後ろを向いて歩き出した
美代子の遠くなって行く背中を見つめながら誠は呟いた
「冷血……か‥」
誠は、十字架のネックレスをポケットから出してぎゅっと握った
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