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「今日からこの文月学園に通うのか。楽しみだな」
久しぶりに日本に帰ってきた僕、編入試験も無事に合格することができた。
まぁ、悪くてもFクラスになるぐらいだし99%誰でも合格出来そうな気がするけど。
そんなことより学園長に呼ばれてたんだ。
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「失礼します」
「おう、あんたが高原有輝かい。まずは編入おめでとうとでもいっておくかい」
「ありがとうございます」
なんて偉そうなバアさんだ
「ところであんた、本当にFクラスでいいのかい。一応この点ならギリギリAクラスに入れるのに」
そう、僕はこうみえてそこそこは頭がよくAクラスにも入れるらしい
「あの別にギリギリとか言わなくてもいいじゃないですか」
「そんなことよりAクラスじゃなくてよかったのかい。まぁ、もう決定して変えられないんだがな」
「変えられないなら聞かないでくださいよ。それに別にFクラスでいいですよ。途中から入ったやつのせいで他の人に迷惑をかけてもいけませんし」
そう僕がAクラスに入ると、Aクラスの1番バカの人がBクラスへ、Bの1番バカの人がCクラスへとというようになってしまう。それはちょっと可哀想かなと思い、僕はFクラスになった。
「まぁ、お前さんがそういうならいいけど。とにかくこれからの学園生活楽しんでおくれ」
「はい」
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