第1幕 運命と始まり

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キーン…コーン…カーン…コーン 級長「規律、礼」 生徒「さようなら」 級長の号令で生徒みんなが礼をする。そして直ぐに友達が来た 友達「リュウト、ゲーム注文してくれたか?」 俺「俺はリュウトじゃない真田龍斗(サナダ タツト)だ」 友達「いいじゃねぇか、呼びやすいんだし」 俺「まぁ、気にしないが…」 友達「で、話を反らすな」 俺「ああ、今日注文してやるよ、作業代二千円でな」 友達「冗談だろ?このまえ千円だったじゃねえか」 俺「俺はいつだって真剣(マジ)だぜ」 俺は高校生だ どこにでもいるような、平均付近の点数を取り平均的な成績で特に目立った存在でもなく そして普通に過ごしていた それで十分だった…しかし、それは今日で終わってしまった いや、終わってくれた それは家に帰った直後の出来事だった
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