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カレンが来てから数日たったある日。
俺は夜中にふと目が覚めた。
「…1時か」
水が飲みたくなってキッチンへ向かう。廊下の突き当たりにある親父の部屋から少し明かりが漏れている。
(親父、まだ起きてんのか…)
気にせず通りすぎようとすると声が聞こえた。
…女の声?
親父のやつ、また女でも連れこんでんのか…
まだボーッとしてる頭でそんな考えが浮かぶ。
呆れながら通りすぎようとすると聞こえた。
「……カレンっ…」
カレン?
部屋に近づくに連れて声が大きくなる。
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