知りたくなかったこと。

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「あっ…誠一さんっ」 カレンの声… 明らかな喘ぎ声。 少しだけ開いてるドアの隙間から見えた光景に俺は動けなくなった。 「カレン?相変わらず感度いいな」 「あんっ…誠一さんっ…やぁっ」 ベッドに寝ているカレンの上で親父が腰を振っている。 「嫌?なら止める?」 「やだぁ…やめないでっ」 「…イイ子だ」 親父がより一層腰の動きを速めると、カレンも気持ち良さそうに喘ぐ。 ギシギシ音を立てるベッド。二人の振動に合わせて揺れている。 …カレンが親父の愛人 言いようもない絶望感が俺を襲った。
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