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突然ドアが開く音がしてスーツ姿の親父が入ってきた。
「誠一さんっ」
とびきりの笑顔になった彼女は嬉しそうに親父に近づく。
「カレン、いらっしゃい。よく来たね」
「はいっ」
俺に対する態度とかなり差がないか…?
「これからよろしくね?あ、もう誠也には挨拶すませた?」
「はい」
「誠也、カレンは日本初めてなんだ。仲良くしてくれよ」
流暢な日本語使うから長らく日本にいたと思っていた。
それにしても、親父に本当に心を許してるんだな。
彼女の嬉しそうな顔を見て少し悔しくなった。
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