その夜(章サブタイトル:夜間徘徊は危険が一杯)

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何で綾はこんなにメール打つのが早いんだ…と思いつつメールを見ると 「あんたが充電してないのが悪いんでしょ!?それに何よあの“ゴメン”って!!謝れば済むって事じゃないでしょ!!謝って済むなら警察も自衛隊も火星人もいらないわ!!どうせ携帯の無料ゲームや変なサイトにつないでたんでしょ。まったく、あんたは昔からそうなんだから!!だいたいねぇ~………。」 (あんな短時間でどんだけ文章書いてんだ!!それに、警察はわかるが、自衛隊と火星人ってなんだ!?関係ないだろ!!) とか思ってるうちにメールが届いてかれこれ1分… 「よし!返信するのめんどくさいし無視しよう!うん、それがいい…」 っと次の瞬間… [プルルル~…プルルル~] 「のわっ!!なんだいきなり!!」 画面を見ると“綾”と書いてある ピッ… 「も…もしもし…」 【ケイゴ、あんた、今、よし!返信するのめんどくさいし無視しよう!って考えたでしょ!】 (なぜわかった!?) 「別にそんな事思ってねぇーよ!!」 【ふぅ~ん…まぁいいや!!】 (いいなら電話してくるんじゃねぇーよ!!) 「んで、何の用だ?」 【特に用はない…じゃぁねぇ~…】 「おっ!?ちょま…」 ツーツーツー… (あのヤロー!!) 綾は昔から自己中で自分勝手でわがままなのだ… プルルル~…プルルル~… 「でっ…!!またかよ!!」 【ちょっと、ケイゴ、さっき自己中とかって考え……】 もう…イヤだ………
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