その夜(章サブタイトル:夜間徘徊は危険が一杯)

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「もう真っ暗だな…」 息が白い… 四月の夜はまだ肌を刺す寒さだ もう少し厚着をしてくれば良かったと今、後悔してる 「さむ…」 スーパーまでの途中コンビニがある そのコンビニは夜になると不良の溜まり場(別名:ヤンキーパーク)になるのだ… 「うわぁ…今日も溜まってやがる…」 できるだけ目を合わせないように通り過ぎようとしたけど、チラッと見てしまうが人の性… 偶然にも不良達と目が合ってしまった… 「何見てんだ!!おいテメェー!!」 ヤバいと思い走る!! 「何逃げてんだ!!待てやぁー!!」 急いでスーパーに駆け込む さすがにスーパーまでは追って来なかった 「仕方ない10分くらい時間をつぶすか…」 10分後 不良はどこかに行ったらしい 「よし…卵買って帰ろう」 そのまま卵を持ってレジへ行きスーパーをでると肩を折れそうなぐらい強く持たれた (ヤバい!!不良に捕まった!!) っと振り向くとゴリラのような人が立っていた 「キミ…」 ヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイ… 「は…はい…」 殺される… 「クーポン券落としたよ…」 ・・・・・・・はい!?
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