その夜(章サブタイトル:夜間徘徊は危険が一杯)

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「とりあえず、修理費出しな!!」 「そんな!?俺、お金持ってないですって!!」 ほんとは卵を買った時のおつりがあるけども…これを渡すわけにはいかねぇな…もし渡したら死より恐ろしいことが… 「良いから出せや!!弟達の話しだと百万円持ってたそうじゃねぇ~かよ」 「兄貴違います。十万円です。」 はいそこ静かに!!俺五万円すら持ったこと無いからね!! 「ほら、一千万持ってんだろ!?早く出せや!!」 兄貴さんどんな耳してんの!? ほら、弟さん達もどん引きしてますよ。 「だから持ってないですって!!」 「まだしらをきるきか…なら、腕の5・6本置いてってもらうど」 腕5・6本も無いし!!俺は化物か!? 「おい、お前ら、ソイツを捕まえて放すなよ…」 え!?なにされんの!?腕落とされんの!?あれなに!?メリケンサック!? 「俺の必殺技…ストレート・フックをお見舞いしてやるよ…」ストレートですか!?フックですか!?その辺しっかりしてくれ!! って、そのメリケンサック、トゲトゲついてんじゃねーかよ!!
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