その夜(章サブタイトル:夜間徘徊は危険が一杯)

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「いくぜ…俺~の~必~殺~技~!!ウォーター・バッファロー・ストライク!!」 さっきと名前変わってるぅ~!!ウォーター・バッファローって水牛じゃねぇかよ!! って、あれ!?兄貴さんどこまで離れるの?? 「あのさ??不良さん??兄貴さんどこまで行くの??」 「兄貴の助走は怒りの度合いだから…あれは相当キレてるな…」 でも、あれ以上行くと倉庫から出ちゃうんじゃない!? 「不良さん??兄貴さん、あれ以上行くとマズいんじゃ…」 「…あ……兄貴!!それ以上行くと…」 ズリッ… 「あぁ…!」 「兄貴~!!!!」 「やっぱりか…」 ドボー…ン……… 兄貴…海に落ちちまったよ… 他の不良が海に落ちた兄貴に近寄る 「兄貴~!!!大丈夫ですか!?ロープ持って来い!!!!」 俺を捕まえてる奴らに聞いた 「お前らの兄貴って…バカなのか!?」 「……あぁ…喧嘩は強いが、ここまでバカだったとは思ってもみなかった…」 「お前らも大変だな…同情するよ……」 「…おぉ…何か悪いな……」
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