その夜(章サブタイトル:夜間徘徊は危険が一杯)

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いきなり兄貴がキレる 「何の話しをしとるんなぁー!!もうそのガキは良い!!!!俺はこいつらをヤる!!!!俺のパンチをどうやって止めたかは知らんが……二度目はねぇ~ぜ…“拾連式手鋼断”!!!!」 まともな技名きた~!!!! 「壱発…弐発…参発…四発…伍発…六発…七発…八発…九発…拾発!!!!!!!!…四発目外しちまったが…まぁいい…」 床のコンクリートが砕けて中の鉄筋が出ている (おいおい…一発外してあれかよ…生きてんのか!?くそっ!!土煙で殴られた方がどうなってるのかわからない…) 「兄貴!!ヤったんですか!?」 「手応えは有った…まぁ、今までに“拾連手鋼断”喰らって生きてたやつは」 『生きてたやつは…どうした??』 土煙が晴れて姿を現したのは殴られた蒼髪の男 「兄貴!?生きてますぜ!?」 「な…!!!!確かに手応えが…!?」 どうなってんだ!?鉄筋コンクリートの床を一撃で粉砕したパンチ喰らってなんで生きてんだ!?
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