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『ピピピピピピピ…』
時計のアラームが聞こえる…
「今何時だろ…」
時計を見る
「8時…か…。なんでこんな時間にアラームをセットしたんだろぅ…まぁいいや、もう一回ねよっとぉ~…おっ!!」
机の上を見ると
「相変わらずキタね~机、床にはゲームソフト」
っと、いつもと変わらない机
机の上にはマンガやガ(ピー)プラやカバン!?
窓には制服
床にはゲームソフトに埋まった教科書…
突如脳裏をよぎる記憶
そして、冷静に、時計を見る
『…8時5分………』
・・・・・遅刻だ・・・
ベットから飛び起きる
プリントには入学式は9時半
教室入室が8時20分
家から学校までチャリでとばしても15分
しかし着替える時間や朝食がある…ってことは計20分!!
完全に遅刻だ!!
「やばい!!やばすぎる!!!!」
急いで着替える、急いで一階へそして
「早く飯を…!!」
そこにあったのは…
「ハ…ハヤシライス…」
なんでカレーじゃないんだ!!
って言うかハヤシライスとカレーの違い何??
「何て考えてるヒマねー!!」
急いでハヤシライスを口に書き込む!
そして水を一杯
「…はぁ~………急げー!!!!」
玄関を出る
「チャリで今までにないくらい飛ばせば!!」
そこで気づく…
「チャリの鍵…俺の机の上だ…そうだ学校に遅れますと連絡すればいいんだ!!」
携帯は~
「ベットの横に置きっぱだー!!」
「こうなったら…」
左手をパーにして、右手をグーにし、左手の手のひらに右手を乗っけて唱える
「式神!!召喚!!」
すると、自分を小さくしたようなモノが出て来る
「俺の部屋の窓が開いてるから、そこから入って携帯とチャリの鍵をたのむ!!」
『コクリ…』
式神がうなずく、式神は人間より三倍も四倍身体能力が高い
二階の窓程度なら式神のジャンプで届く!!
『ピョンッ…』
式神がジャンプする、そして、携帯とチャリの鍵をゲットして式神が降りてくる
「よくやった!!よしこれで学校に電話ができ…」
画面が真っ暗
「…ない…充電するの忘れてた」
「仕方ない、公衆電話で連絡を…確か学校に行く途中コンビニがあってそこに、公衆電話があったはず!!」
いそげ!!俺!!
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