新入学(章サブタイトル:朝は寝坊に気をつけろ)

4/8
前へ
/35ページ
次へ
「はぁ~…どうやって言い訳しよ…今8時21分か…」 っと落ち込んでると 「“あれっ??ケイゴじゃん。”」 っとどこかで聞いた声が… 「“どったの?こんな所で”」 この声は 「石田 綾(イシダ アヤ)か!?どうしてこんな所に」 「どうしてって、それはこっちのセリフだって」 この女の子は石田 綾 (イシダ アヤ)俺の近所に住む同い年で同じ高校の子だ…ちなみに幼なじみである… 「ちょっと!聞いてる??何でこんな所に居んのって聞いてんの!!」 俺は答えた 「もっと女の子らしくおしとやかにしゃべれねーのかよ…」 “ドガッ!!” 「遅刻じだがらでず。ずびまぜん…」 綾が答える 「遅刻??なに言って…」 「よかったー俺みたいに遅刻したバカな奴いたんだ!!」 “ボギッ!!” 「話しを最後まで聞け」 「あい、ずびまぜんでじだ」 「あんたさープリント最後まで読んでないわけ??新入生は8時40分までに教室に入れって書いてあるじゃん…」 綾がプリントの下の方を指差す 「本当だ……で、今何時」 「8時28分」 綾に言う 「こっから学校まで10分はかかるよ…とばして…」 「……」 「……」 二人が声を揃えて叫ぶ… 「「“ダッシュ!!”」」
/35ページ

最初のコメントを投稿しよう!

10人が本棚に入れています
本棚に追加