10人が本棚に入れています
本棚に追加
「はぁ~…どうやって言い訳しよ…今8時21分か…」
っと落ち込んでると
「“あれっ??ケイゴじゃん。”」
っとどこかで聞いた声が…
「“どったの?こんな所で”」
この声は
「石田 綾(イシダ アヤ)か!?どうしてこんな所に」
「どうしてって、それはこっちのセリフだって」
この女の子は石田 綾 (イシダ アヤ)俺の近所に住む同い年で同じ高校の子だ…ちなみに幼なじみである…
「ちょっと!聞いてる??何でこんな所に居んのって聞いてんの!!」
俺は答えた
「もっと女の子らしくおしとやかにしゃべれねーのかよ…」
“ドガッ!!”
「遅刻じだがらでず。ずびまぜん…」
綾が答える
「遅刻??なに言って…」
「よかったー俺みたいに遅刻したバカな奴いたんだ!!」
“ボギッ!!”
「話しを最後まで聞け」
「あい、ずびまぜんでじだ」
「あんたさープリント最後まで読んでないわけ??新入生は8時40分までに教室に入れって書いてあるじゃん…」
綾がプリントの下の方を指差す
「本当だ……で、今何時」
「8時28分」
綾に言う
「こっから学校まで10分はかかるよ…とばして…」
「……」
「……」
二人が声を揃えて叫ぶ…
「「“ダッシュ!!”」」
最初のコメントを投稿しよう!