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あの人以降誰も入っていく様子が無い・・・
僕は気になり外へ出る
何食わぬ顔で喫茶店の前を横切ろうとした
自動ドアが開くと同時にあの人の話し声がした
携帯で話しながら外に出ようとしていた
僕はびっくりして少し小走りで喫茶店の前を横切る・・・
あの人は携帯の話し相手に夢中なのか僕の影すら追わない
僕は少し駅の方へ戻りながら後ろを気にして振り返ると
あの人は町の方へ歩いていく
僕はUターンするようにあの人を追う
信号待ちのあの人と少し距離を縮めてみる
まだあの人は携帯で話している
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