104人が本棚に入れています
本棚に追加
僕はあれからバイトをすることにした
もちろんあの人・・・
早瀬って人が住む町で・・・
―僕の家―
「・・・ただいま・・・」
「・・お帰り、隆太、遅かったのね?」
「・・・あのさぁ、僕バイトしたい・・・欲しいものがあるんだ!」
「バイトなんて!勉強はどうするの?!」
「・・・するよ、期末で成績落ちてたら辞めるから」
「ちゃんと塾は行きなさいよ!」
「うん・・・分かった・・・学校の近くでするから」
「あら、そんな遠いとこじゃなくてもあるでしょ?」
「そこ、時給もいいし、僕でもできそうなんだ・・・」
「どんなバイトなの?」
「もーいいじゃん、疲れたから風呂してよ!」
僕は二階の部屋へ階段を駆け上がる
ドアを閉めると
僕は小さな声で言った
「欲しいのは物じゃないけどね者・・ッフ・・」
最初のコメントを投稿しよう!