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グイッ
里緒「やめろ、困ってるぞ?」
珠姫「ぶー!」
里緒「私は、新山里緒だ。よろしくな?」
巫女「え、えぇ…」
詩人「ところで、姉さんは?」
珠姫「な~んか、自分が住んでた場所に置いてある、武器を取りに行った~」
詩人「そうですか…」
―村―
?「しつこい!!」
ザンッ!
『ぐあっ!!』
ザッ
?「ふん、ボクに楯突こうとするからこうなるんだ!」
歌人(22歳)
カッ
ピクッ
巫女「帰って来るわ…」
詩人「え?」
ガラッ
歌人「ただいま…」
里緒「どうした!?その血…」
歌人「あぁ…これ?商人の血だよ…」
珠姫「何か有ったの?」
歌人「ボク達の村…もう商人で溢れかえってた」
詩人「嘘!?」
歌人「嘘と思うのなら、見てきたら?」
ガチャッ
歌人「ギガ、寝てないで出動しろ」
ギガ「んあ?」
詩人「ギガさん、寝てたんだ…」
ギガ「あぁ、眠くてな…ふわ~ぁ」
バシィ!
巫女「!!」
詩人「あ、何時ものことだから気にしないほうがいいよ」
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