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何を言い出すかと思えばコイツは…。
「あのなあ、自殺を思い留まらせるってのは簡単じゃねーんだぞ？ 俺にはそんなドラマみたいな話術スキルなんて…」
馬鹿馬鹿しいと一蹴する前に、創助はある事に気付いた様子で、俺の意見を中断させた。
「待て待て、お前は勘違いをしている。それも根本からだ」
「？」
何か俺はおかしいことをいったか？わからない。サッパリわからない。俺はまともな意見を言ったハズだ。
考え込んでいる俺を見て、しびれを切らしたのか「わかんないかな…」という顔をして自分から切り出した。
「すっとぼけんなよ。じ・さ・つ・を止めろっつったんだよ」
ここまで言われて気が付いた。
あぁ、そっちね。
「やっと気付いたか」
「やーでも距離が…」
離れてると言おうとしたがヒス女のわめき声にかきけされる。
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