○○土木

じじいの提案で二泊三日別府温泉に皆で行くことになった。金はじじい持ちだった。皆浮かれてた。俺とじじい以外は・・・。
今回の温泉旅行はただの温泉旅行ではなく、地獄を体験してもらうためにじじいが考えたものだった。ただ、じじい一人じゃつらいということで俺が手伝うことになった。
まず初日。この日は皆に楽しんでもらった。俺達もゆっくりしたかったのもあったけど、地獄に落とすなら天国から落とすのが相場だからだ。
そして二日目。俺は旅館の人と話をつけて温泉の温度を６０にしてもらった。うちの社員は朝風呂好き。あとはもうわかるな？
朝食を取る頃、皆目が死んでいた。