プロローグ

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「!」 興味が出ない事が不思議。 不思議でしょうがない今日も 外の世界を夢見ているのは 羊歴3年の まだまだ子供な僕。 人間たちが 太陽やお日様と呼ぶ 朝を照らす真ん丸さんは 今日も 明日も 明後日も 昇っては沈むのだ。 でも もしかしたら そんな眩しいモノに 出会う事のない場所が あるかもしれないじゃないか!! そんな日に 自分の毛皮が剥がされる時間がやってくる。 暖かかったのに 暖かかったのに... 彼らは 僕らを無理矢理逆さ吊りにして すごい音を立てて そして ……寒いよお!!!
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