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貴女の心の空は今
厚い雨雲に覆われていて
その先には澄んだ碧空が
待っている事さえも
閉ざされたその心には
まだ届かないのかな?
すぐに手にする事ができる
偽物の宝石のような
安っぽい優しさに
その身を委ねるより
膝を抱えて涙を流しながら
独りで現実と戦っている
貴女は誰よりも強く煌めいて
例えば貴女の見上げた空が
厚い雨雲に覆われていても
その先にある碧空から
差し込む光に僕はなれるから
晴れ渡る澄んだ空気のように
貴女を優しく包み込むよ
またいつの日か心が晴れたなら
降り注ぐ明るい日差しの下で
大切な人と手を繋いで
笑っている貴女を見たいな
夢見た景色を重ねて観測する…
きっと貴女の天気予報は
『雨、時々虹色空模様』
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