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今日は特別な日だ…
ユウの…いやハルカ御陰で私の目的は達成された。
しかし、私の家族にとって私は殺人者でも無ければ逸脱した人間でもなかった。
只の人間で、只の家族の一員でしかなかったのだ。
家族に線香を上げた所で私は殺人者ではなくならないが、罰も当たらないだろう。
立ち上る煙りは遥を撫でるように通り過ぎ空へと消えて行った。
「こんな風に手を合わせる私を見たらアイツは笑うかな」
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